こんにちは、粟飯原です。 今日の香港はまたもや曇り。気温も先週までの温かい気候とはうって変わって、最高気温が17℃とやや肌寒くなっています。 先週3月4日の出来事ですが、中国の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)が開幕し、温家宝首相が「昨年に引き続き8%前後の成長」を目標に掲げる演説を行いました。 その中で物価の上昇率は3%を上限に抑えて、国民の生活を守る「国民サービス重視の政府」を政策として進めていくつもりです。 ※ANNnewsCH また、香港・マカオの政策を統括する習近平・国家副主席は、香港・マカオ委員に対して以下のような要望を出しています。 (1)1国2制度と基本法の徹底 (2)香港・マカオの国際競争力向上 (3)発展は第1の任務、安定は第1の責任 行政長官と政府の施政を積極的に支援せよ (4)香港・マカオと中国本土の交流・協力強化 (5)引き続き国政への参加で積極的な役割を発揮せよ これらの要望の提示は、中国国内における香港・マカオの立場を改めて明確にしただけでなく、中国政府が両特別行政府を重要視しているという意思表示にもなっています。 特に(1)と(3)については、中国政府が特別行政府の施策を尊重し、両特別行政府の自治性を損なわないという意思を見せ、海外からの資本を集めようという気持ちが見え隠れしているようにおもえます。 これらの発表に加えて、中国政府が引き続き適度に緩和した金融政策を継続し、積極的な財政政策を継続するという政府の方針発表を受けて、本日のハンセン指数は先週末から1.92%、398.12ポイントも上昇しています。(※記事執筆時点) もちろん、米雇用統計などが好感されて世界的に株価が上昇している事も背景にはあると言えますが、中国のコメントも無視できるものではないと思いませんか? その他にも中国政府の米ドル支援停止の噂など、中国に関する話題は事欠きませんが、私がご紹介している商品の特性を考えると中国の情報に偏っているわけにもいきません。 香港に住んでいる身ですので、どうしても香港や中国の話題が中心になりがちですが、扱っているのが世界中のファンドを組み合わせて購入できる商品ですので、世界中の動向に目を向ける必要があります。 今後はヨーロッパやアジア全体の経済についても触れてまいります。 |